靴好きサラリーマンの徒然草

革靴に魅せられた30代理系サラリーマンが、革靴を中心とした経年変化を記録する雑記です。

【1年半の経年変化】BALLY SCRIBE (バリー スクリーブ)のオールメンテ

先週から仕事が始まり、1週間が経ちました。

このタイミングでの3連休は何とも嬉しいですね。

なんやかんやで年末年始にガッツリと靴を磨く時間が取れなかったため、この3連休で数足磨きました。

私はおおよそ4回ほど履いた靴を磨くようにしています。

毎回鏡面磨きを施すようにしていますが、毎回鏡面を落としたりはせず、塗り重ねています。

一方で、さすがに鏡面を落とさないと、クリームを塗ったとしても、栄養分がその部分に入りません。

そのため、4ヶ月に一度程度は鏡面を落としきった上で靴を磨いていくフルメンテを行います。

今回は、購入から1年半が経過したBALLY SCRIBEのフルメンテを行いましたので、書いてみます。

kutsu402647i.hatenablog.com

①鏡面を落す

私はトゥ部分しか鏡面磨きを行なっていません。

そのため、馬毛ブラシでホコリを落とした後に、まずはハイシャインクリーナーを布に取り、トゥ部分の鏡面を落とします。



片足の鏡面を落としきるまでに、実に3回の塗布が必要でした…

ハイシャインを落としきった靴の状態がこんな感じです。

トゥ部分から光という光が失われました。

②古いクリームを落とす

ステインリムーバーを用いて靴全体の古いクリームを落としていきます。

そしてこのような感じになりました。



最早全体的に微塵の光までありません。

③デリケートクリームを塗布してブラッシング

言わずもがなです。

少し置いてからブラッシングします。


鏡面を毎回落としていたわけではないため、なかなかトゥ部分に水分が行き渡っていませんでした。

今回は鏡面を落としたことにより、トゥ部分にも水分が行き渡り、水を得た魚の字の如く上品な輝きを取り戻しています!

④油性クリームを塗ってブラッシング



クレム 1925 を塗り、少し置いてからブラッシングを行い、セーム革で余分なクリームを落とします。



デリケートクリーム塗布後よりもかなり輝きを増しました!
あたかも瑞々しいマスカットの如く艶々していますね。

⑤鏡面磨き

トゥ部分へのワックス塗布後、ネル生地で、水→ワックス→水→ワックスの工程を繰り返します。




あたかも朝露に濡れた瑞々しいシャインマスカットのごとき輝きとなりました。

購入してから1年半程経過しており、一度雨にガッツリ降られてしまったせいか、中々の深い皺が入っていますが、それも含めてアジであり、愛らしく思えます。

こちらのBALLYは靴磨きや靴に興味を持つキッカケとなった一足ですので、一生大事に履いて行きたいと思います!(少なくとも天気予報は見るようにします。ごめんよ、BALLY、、、)