靴好きサラリーマンの徒然草

革靴に魅せられた30代理系サラリーマンが、革靴を中心とした経年変化を記録する雑記です。

【革靴探訪】ノーサンプトンに行きました

先日、イギリスに行ってきました。

靴好きでイギリスに行くとなると、ジョンロブ等のイギリス産の有名紳士靴が並ぶ買い物街であるロンドンのジャーミンストリートと共に、やはり多くのイギリス産紳士靴のファクトリーが集積する聖地ノーサンプトンに巡礼したくなるものです。

ノーサンプトンにはジョンロブ 、エドワードグリーン、クロケットアンドジョーンズ、チャーチ、トリッカーズ、チーニーのファクトリーがあり、生産過程で出たB級品をファクトリーストアでアウトレット価格として購入できます。

ということで、行ってきました、ノーサンプトン

私は月曜日に行ったのですが、クロケットアンドジョーンズは金、土しか営業していない、チーニーは徒歩では行けない距離に存在するとのことでしたので、私のフォーカスはジョンロブ 、エドワードグリーン、チャーチ、トリッカーズでした。

ロンドンのハリポタで有名なキングスクロス駅すぐそこのユーストン駅より、ノーサンプトンへ向かいます。

2週間ほど前にチケットを予約していたのですが…


10以上あるホームの中で、出発時刻の10分前まで、どのホームからの出発か分からないという非常にハラハラした展開でした。

乗車してからは特に面白いことも起きず、イギリスの田舎の車窓を眺めながら1時間弱でノーサンプトンに到着です。



この階段の下で、40代後半くらいの女性にコインをちらつかせて「両替してくれない?」と言われたのですが、「すんません、英語話せないんです」と言って乗り切りました。よく分からんかったのですが、ポンドを瞬時に判別できないことを良いことにした、詐欺だったんでしょうか。




さすがノーサンプトン、大きな靴のモニュメントと共に、街の歴史が書いてありました。

9時前くらいにノーサンプトンに着いたのですが、ノーサンプトンに着いてからは、タクシー乗り場(仮)に列が出来ている状況でした。

ということで、まずはノーサンプトン駅から一番遠い、ジョンロブのファクトリーへタクシーで向かいました。

「ジョンロブ のファクトリーへ」というとすぐに伝わりました。

ノーサンプトン駅からは8ポンド程度で、1ポンドチップを渡したら、ドライバーは親切に、入場場所と共に、入場方法を丁寧にタクシーから降りて教えてくれました。

入場したところ、親切な女性が繋いでくれました。


(許可を得て撮影しています)

話を伺うと、来る人の8割は日本人だそうです。

また、B級品であるアウトレット品と共に、過去に発売していたモデルの売れ残りも扱っているため、所謂B級品でない「perfect」なモデルも置いてるよ、とのことでした。

私の狙いはダブルモンクのウィリアムです。

一方で、マイサイズである6Eは無く…9.5Eでは置いてあった気がします。後日訪問したジャーミンストリートのジョンロブの店員にその事実を伝えたところ、「マイサイズやん、ええやん」とテンション高めに言っていたので、買いに行ったかもしれませんね。

ジョンロブについては後記するエドワードグリーンのファクトリーショップへ寄った後に再訪するのですが、結果として折角来たということもあるので、hampsteadというトゥ部分にブローグが施された外羽根のモデルを購入しました。

確か、靴自体が600ポンド程度で純正のジョンロブ のシューツリーをつけて9万5000円程度だったかと思います。

対応してくださった方曰く、これは古いモデルだが、B級品では無いとのことでした。

8以上のサイズであればシティ2等の有名モデルも置いていた印象です。

続いて15分程度歩き、トリッカーズへ。

途中の公園でリスがいました。





(許可を得て撮影しています)

トリッカーズについては、マイサイズでは目ぼしいものはなく、7.5のサイズで人気モデルバートンが置いていました。

一方でトリッカーズについては、ジャーミンストリートの正規店でバートンもSALE対象となっており、5000円程度(確か)上乗せて出せば正規品が買えるようでした。

続いて20分程度歩き、エドワードグリーンへ。



(許可を取って撮影しています)

こちらもマイサイズは少なく、8.0以上のサイズであれば、種類が豊富であった印象です。

ここでは、一目惚れしたsandringhamというモデルを購入しました。

靴自体で490ポンド、純正のシューツリーも併せて575ポンドで、8万ちょっとくらいです。

アウトレット価格の理由としては下記様の色ムラと言ってましたが、トゥ部分のブローグも結構欠けてたりと、「まぁ、アウトレット品だな」と納得のいく品です。

後日訪問したジャーミンストリートのエドワードグリーンでマルバーンがセールになっており、確か6.7ポンドくらいで購入出来たことから、こちらを購入しても良かったかな、と思いました。

店内にエドワードグリーンの各モデルをまとめたポスターがあり、「写真を撮っていいか?」と聞くと、「これくらいだったらあげるよ」とのことで、下記様のポスターを頂きました。

購入したsandringhamについても掲載されています。

そして前述の様にジョンロブへ戻り、ジョンロブ の方にタクシーを呼んで頂いてノーサンプトン駅へ、そこから歩いて10分程のチャーチへ。


店内は写真撮るの忘れました。

マイサイズではチェットウィンドが200ポンド代で置いていました。

所謂アウトレット品のアウトレット品の様なコーナーがあり、左右でサイズが異なっているコンサルが100ポンド代で置いていました。

マイサイズでは無かったのですが、過去に測定してもらった際に私も左右で足の大きさが結構異なっていたこともあり、マイサイズだったら有りでした。

ということで買い物も終了し、予約していた電車まで時間もあったことから、ノーサンプトン駅周辺をブラブラし、10分程度歩いた中華屋に入りました。


タイガービール含めて1700円くらいでした。海鮮チャーハンはボリュームもあり、中々の美味でした。

結論として、イギリスサイズで8.0以上のサイズの方であれば種類も選ぶことが出来、お値打ちな買い物が出来る印象でしたが、私の様な6.0付近の小さな足の方だと、選べる種類も少ないので、ジャーミンストリートで正規品やセール品を狙った方が良いのかなと思いました。

セール品でなくとも日本よりはかなり安く買えますし、、、

一方で、憧れのノーサンプトンに巡礼でき、個人的には大満足でした。

また購入した靴に関しては後日紹介させて頂きたいと思います。