【マルベリー: 仕事の相棒】マルベリー ブリーフケース
基本的に出勤する際は非常にラフ〜なリュックを背負っていました。
そろそろビジネスライクなカバンで通勤したいなーと考え始めていたころに、ちょっと仕事をもっと頑張ろうかなと思う時があり、自分のお尻を叩く意味で思い切ってマルベリーの鞄を購入してみました。
ベジタブルタンニンなめしを行ったグレインレザー を使用しており、長く使うことで経年変化が楽しめそうな素材と色です。
マルベリーといえば、1971年に英国で創立した、比較的新しいブランドです。
どちらかというと女性向けのブランドかと思いますが、英国紳士への憧れから、どうしても英国ブランドの鞄が欲しかったのです。
候補としてエッティンガーも考えていましたが、イギリスの百貨店にて店員さんに聞いてみたところ、「前も日本人から聞かれたけど、知らない。英国で作ってるブランドかもしれないが、日本の商社がプロモーションを日本で頑張ってるんじゃない?」とのことを聞きました。(あ、因みに日本人の店員さんです)
上記の反応からは、エッティンガーは本国イギリス内では知る人ぞ知るブランドという位置付けの可能性もあるので、そう考えるとより良い印象を受けますが、ミーハーな私は候補から外してしまいました。
そこで街中をふらついている中で出会ったのがマルベリーでした。
洗練された印象に呑まれて、気付いたら購入していました(お店がソーダ水を出してくれました)
紙袋すら洗練された雰囲気があり、未だ大事に戸棚にしまっています。
非常に丁寧な縫製で、じっくり見ていて飽きが来ません(変態ですね)
ブリーフケースのため、非常に薄く、容量としては少ないです。出張には向きません。パソコンを持ち帰った日には、もーパンパンです。
中はこんな感じで、内ポケットが3つです。
まだ購入してから半年程度しか経っていませんが、購入時から比べると何となく光沢がました気がします!(流石に気のせい?)
因みに最近は、以前ご紹介した自作のコードバンの靴ベラなんか付けちゃったりしています。
正直なところ、背伸びな買い物であったことは否めないのですが、こちらを10年、20年と使い込んだ時に、自身が憧れるダンディな中年になれているのかどうか、そんなことを考えながら持つと、何となく背筋が伸びて、ポジティブな精神的効果をもたらしてくれる逸品です。
お気に入りの靴と鞄で朝家を出る。それだけでなんだか仕事が楽しくなってくる気がします。