靴好きサラリーマンの徒然草

革靴に魅せられた30代理系サラリーマンが、革靴を中心とした経年変化を記録する雑記です。

【フローシャイム】1950年代パンチドキャップトゥ

ビンテージシューズとしては、フローシャイムや旧チャーチなどについて、本ブログでも度々触れてきました。


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今回、新しくFlorsheimのビンテージシューズを入手したので、掲載したいと思います。


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フローシャイムの1950年代のパンチドキャップトゥです。


経年による革の変化は所々にあるものの、幸運にもデッドストックで入手することができました。


タピールレーダーオイルで保湿兼汚れ落とし後に、リッチドモイスチャーを全体に塗って軽く磨いただけでこのツヤです。


ビンテージ靴は、年代が古くなる程革質も良くなることが言われていますが、さすがは50年代というだけあり、うっとりしてしまうような素晴らしい革質です。


フローシャイムのグレードとしては、レギュラー、インペリアル、ロイヤルインペリアルがあります。


この辺りはソックシートやインソール内の小窓を見ればその旨記載があるため、判別可能です。


例えばインペリアルはこんな感じ。(私が有しているものはソックシートの記載が消えてしまって、かなり見えにくいですが…)
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今回の物は、ソックシートに「Reg」の記載があり、小窓にもインペリアルやロイヤルインペリアル等の記載が無いため、恐らくレギュラーラインでは無いかと思います。
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レギュラーラインでこれだけの革質ということが何ともびっくりです。70年程前の靴とは思えない艶感です。
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経年によって劣化はありますが、ソールもまだまだ綺麗です。

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パンチドキャップトゥにヒドゥンチャネルで仕上げられたレザーソウルがエレガントさを増長します。


以前ブログでも触れましたが、フローシャイムはインソールに記載されているアルファベットや全体の特徴から、年代判別が可能です。

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アルファベット表記以外の数字の意味合いとして、インソール内の数字でメジャーなモデルを特定可能です。


例えば、フローシャイムの中でもビンテージ靴として特に人気がある、インペリアルラインの「kenmoir」(未だにケンムーアかケンムールかどちらが正しいのか分かりません…)は「93602」の製造番号を良く見かけます。vcleatさんのブログを見ると、92604も多いようです。


vcleat.com


そこで今回のインソールを見てみると……


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アルファベット二文字による製造年月がありません。


一方で、製造番号らしき表記がS1076となっています。


どうやら、この「S」という表記が入っているものが、50年代であるという証拠のようです。


なおかつ、vcleatさんのブログを拝見すると、インソールの数字が黒字での記載の場合も50年代である可能性が高いとのことです。(60年代以降は白か金での記載)


このような年代判別の楽しさもビンテージ靴の楽しさの一つです。


直ぐにでも履いて外に出かけてしまいたい気持ちですが、デッドストックのため履くのを躊躇ってしまう点が悩ましいです…


いずれにせよ、大切にケアしていきたいと思います。