【FLORSHEIM IMPERIAL Kenmoir】素晴らしきビンテージシューズ
デニムしかりtシャツしかり、世の中には様々なビンテージ品があります。
当然革靴にもビンテージ品があるわけです。
ビンテージ靴を選ぶ理由としては、歴史ある靴を履く点で男心をくすぐることもさながら、やはりその革質の良さかと思います。
最近では動物愛護の観点から動物実験も余計な殺傷が行われないように、企業も数を絞って行っているかと思いますが、同じことが革製品にも言え、良い革質の革は年々高騰しているようです。
その辺りが緩かった過去の革靴の場合、同価格の現行品と比較すると、革質が圧倒的に良かったようです。
私が有しているビンテージシューズはFlorsheim Imperial Kenmoirです。
フローシャイムの面白い点は、年代判別が出来る点かと思います。
kutsu402647i.hatenablog.com
私が有しているフローシャイム ケンムーアは1963年製と推測されます。(希望的推測ありで1973年製の可能性あり)
幸運にも高円寺の古着屋に立ち寄った際に、バイヤーさんがアメリカから帰った間際で、店頭に並べる前のものを引っ張り出してもらい、かなり綺麗な状態の物をたまたま購入することが出来ました。(2万円でした)
製造されてから50年を越えるとは思えない程の綺麗さです。
そしてモッチモチの革質が最高です。ホント。
革質だけに留まらず、昔の靴って素晴らしいなと思うのが作りの細かさです。
よくよく見ると、ケンムーアは、すべての縫い目が2重に縫われていることが分かります。
同じフルブローグ外羽根のエドワードグリーンのS ANDRINGHAMと比べるとその違いが良くわかります。(この靴も私にとっては最高の靴ですが笑)
そしてこの縫い目の細かさです。そこまで頑張らなくて良いのにというくらい細かいです。
この革質でこのディテールは今新品で買ったらいくらするんだってくらいのクオリティです。
私はビンテージシューズとしてフローシャイムしか有していませんが、チャーチについてもインソールに記載されている都市の数が現行品の4都市よりも少ない物がビンテージ品として革質が良いとされ、都市数が少ないほど古く、革質も良いようです。
現行のチャーチと旧チャーチを、革質や作りの細かさについて、比較してみても非常に面白そうです。
旧チャーチについては、一時かなり探しましたが、状態の良い物が見つからず…(皆様一体どうやって発掘されているのですか〜!!)
ブログを書きながら情熱が復活してきたため、ネットサーフィンを強化したいと思います。