【オールデン: 1年の経年変化と左右差】Alden 563 タッセルローファー
最近暑くなってきたなーと思いきや雨が降って冷えたりと寒暖差が激しいですね。
若干肌寒くとも、終日を半袖で過ごす日が続くと夏の訪れを実感します。
夏に大活躍するのがローファーです。
特に私は晴れの日では、専らオールデンのタッセルローファー一択です。
昨年の3月に購入したオールデン 563 タッセルローファーが購入してから1年を経過したので、ご紹介させて頂きます。
購入時
半年後
磨いた後のシューキーパーを入れた状態ではあまり分かりませんが、シューキーパーを取ると深い皺が刻まれてきていることがわかります。
オールデンに関するブログ等を拝読すると、左右差について言及しているものをたまに見かけます。
私が有しているオールデンは1339チャッカブーツ、990のプレーントゥ、そして今回ご紹介した563タッセルローファー ですが、こちらのタッセルローファー では顕著に左右差があります。
上記写真でも分かるかもしれませんが、左右で色が全く異なります。
アップでよく見ると、右足の方が色が顕著に薄いことが良くわかります。
こう見ると良く違いが分かりますね。
晴れた日に履くと、本当に同じ靴かと思うほど、その差は歴然です。
以下様にフラッシュを焚いて撮ってみると、より分かりやすいです。
色が濃い左足については、アップにしてみると、若干のポツポツが見えます。
所謂ピンホールと呼ばれる毛細血管の跡と考えられます。
革本来の良さを活かしたナチュラルな仕上げを行うホーウィン社のシェルコードバンならではのアジと捉えることも出来ますが、やはり革に隆起がある分光沢は減ると考えられるので、気になる人は気にされると思います。
色の薄い右足に関してはピンホールが特に見られず、綺麗です。
このような左右差があるものを正規品として売るあたり、アメリカンなラフさを感じますね。しかも結構いい値段…
こちらのタッセルローファーは海外で購入したもののため、そちらも左右差に影響している可能性があります。日本の代理店の場合、より検品に厳しかったりするかもしれません。分かりませんが…
オールデンのシェルコードバンを使用したシリーズはなかなかの値が張ることから、購入する時にもし同じサイズ内でいくつか選ぶことが出来るならば、革表面や左右差をしっかり目で確認してから購入することをオススメします。
とはいえ、私は左右差も含めて一品物としてポジティブに捉えて気にいるようにしています。次買う時は左右差や革表面をしっかり見るように注意しようとは思いますが…笑
濃い色の右足は色無し、薄い色の左足は色有りのクリームを用いて磨いていくのもなかなか面白いかもしれません。
(どちらの色のクリームも持ってますが、色ありは使ったことが無いです)
いずれにしろ、長年の相棒とできるように、愛でて手入れはしていきたいと思います。