靴好きサラリーマンの徒然草

革靴に魅せられた30代理系サラリーマンが、革靴を中心とした経年変化を記録する雑記です。

【ビルケンシュトック: スエードのお手入れ】ビルケンシュトック ボストン

最近はテレワークが続き、革靴を履く機会がめっきり減りました。


ちょっとした気分転換に革靴を履いて近所の散歩をしたりしましたが、やはり頻繁には履きません。


その代わりにスーパーやコンビニなどのちょっとした買い物に重宝したのがビルケンシュトックのボストンです。




こちらは2018年3月に購入したもので、購入してから2年以上が経過します。


一度だけお手入れしたのですが、それ以降さっぱりお手入れ出来ておらず、なかなかの年季が入っています。


余談ですが、日本ではオシャレアイテムとして取り扱われるビルケンですが、本国ドイツではおじさんの健康サンダルというイメージがあるようです。


この話をすると、意気揚々とバブアーのビデイルを着てロンドンに行った際に、街中でバブアーを着た渋いおっちゃんに出会すことを期待したのですが、意外とバブアー着ている人見かけないなーと感じたことを思い出しました。東京でバブアー着ている人に出会すよりもレアだったような……(私が気付いていないだけかもしれませんが…)


私はバブアーもビルケンも大好きなんですが、日本ではスタイリッシュなイメージを築いているものが海外で必ずしも同じ印象を持たれているとは限らない点を考えると、日本の代理店のマーケティングが上手いんだなぁとなんとなく思ったりしました。


とは言え、物がいいので使用することで愛着が湧いてくることには変わりありません。


話が逸れましたが、今回は日頃の酷使への感謝も込めて、ビルケンシュトックのボストンを手入れしていきます。


まずは馬毛ブラシで埃を落とします。


そして、生ゴムを使用したスエード用のクレープブラシを使います。


こちらのクレープブラシはサフィールノワール製のものになります。


消しゴムの要領で使い、ウネウネと全体的に汚れを落としていきます。


使用後です。


全体的に色が薄まった気がします。


今回は久々のお手入れということで、スプレータイプの保革剤を使用します。


こちらのスプレーにはミディアムブラウンの色が着いており、保革効果、防水効果も兼ねています。


必ず外で、離れて使用しましょう。外でも結構肺にくるので、マスクをした方が良いかもしれません。


20〜30cm離して全体に振りかけることがコツのようですが、深夜に手入れを思い立った私は暗闇でよく見えなかったため、かなり至近距離から噴射してしまいました…


そしてスプレーの噴射後がこちら


着色したくない部分にはスプレー時ラップを被せています。本来は金具部分も着色しないべきですが、金具も茶色くした方がカッコいいかなと毎回ラップは巻いていません。(ズボラなだけ)


20分程放置した後、再度ブラッシングしてスプレーを全体にならしていきます。


そして仕上がりがこちら。



部屋の中で撮るとあまり変わっていないように見えてしまいます……


実際に見てみると、所々黒ずんだり、薄くなっていた色が均てん化していることが分かります。


とは言え、スプレーの色はもう少し濃いものを選べば良かったかも……


これからまだまだお世話になるビルケンさんには日頃の感謝を込めて、大切に手入れしていきたいと思います。