靴好きサラリーマンの徒然草

革靴に魅せられた30代理系サラリーマンが、革靴を中心とした経年変化を記録する雑記です。

【レザークラフト】引きこもりながら楽しめる趣味

テレワークが続く中、ここ2ヶ月は革靴を履く機会が全く無くなり、当然靴達も光沢を失う機会を逸したことから、まぁ磨く機会が無いわけです。

たまに山羊毛ブラシでブラッシングすることで、細々と靴欲を満たしています。

何か家で楽しめることは無いかなと思ったところ、ふと閃きました。

革好きが黙々と熱中出来ること。そう、レザークラフトです。

ということで、楽天で初心者セットを購入し、YouTubeで勉強して早速スタートです。

↓こちらのセットを購入致しました。
https://item.rakuten.co.jp/leathermart/10006001/item.rakuten.co.jp

まずは栃木レザーのスムースレザーを購入し、スマホケースを自作してみました。



不器用な人間が挑戦すると最初はこんなもんですね。にしてもひどいか。

菱目打ちという工具をハンマーで革に打ち付けることで、レザーに穴を空け、糸を通していきますが、菱目打ちが結構ずれちゃうんですよね。

↓菱目打ち

ということで、菱目打ちに注意してみて作成したのが、こちらのIDケース。


まだ少し糸はずれてますが、なんとなく成長の兆しが!こちらも栃木レザーを使いました。

そして何となく作ったミンティアケース

ミンティアケースを購入したいとは思いませんが、こういった何気ない自作のものを日常に取り入れると少しワクワクした気分になります。
自作ならではの醍醐味です。

Amazonで適当に買ったヌメ革を使用しました。最初からスマホケースなど作らず、これくらいの小さいものを作って練習すべきだったと強く反省しました。

ちょっと大きいものに挑戦しようと思って作成したのが、こちらのドキュメントケース。



姫路本陣という会社のブライドルレザーを使用しました。

まぁ割とうまく出来たかなと思いましたが、蓋を閉めた時に、少しずれていることが分かります。

このミスをした理由は明白でして、下記につきます。

本来であれば、型紙を使用して、各パーツの型を設計した上で、型に沿って革に切り取り線を入れ、革をカッターで切っていきます。

↓こんな感じの千枚通しみたいなものを使用して革に切り取り線を入れます。

一方で私は、型紙を使用しておらず、ぶっつけ本番で、定規で図った寸法を直接革に描き込んだ上で切るということを行ってました。要はめんどくさがって設計図を作ってなかった訳です。

この失敗で型を設計する大切さを痛感しました。

リベンジのために、大きなイングリッシュブライドルの革がセールになっていたので購入し、PCケース作成に挑戦しました。(1/4裁というサイズです。ルンバと比較してみましたが、やはり大きい!)

今回は型紙も用意しました。この形だといらない気もしますが。

そして完成したPCケース。

これはなかなか良い出来ではないでしょうか!

最近購入したkindle用のケースも作ってみました。

ざっと作成したものを載せてみましたが、これらは一部であり、特に作り初めは3、4個失敗作があります。

菱目打ちでまっすぐ穴を開けるコツを掴んでから上手くいき出したので、これから始められる方はその点を重点的に練習したほうが良いと思います。特に、革を2〜3枚重ねた時に、表面と裏面がずれずに穴を開けられるかどうか、これに尽きると思います。

レザークラフトは、自身で作成したものを日常生活に取り入れることが出来る点で、少し日常生活に満足感をプラスできる良い趣味かなーと思います。

皆様もこれを機に是非始めてみては如何でしょうか。