靴好きサラリーマンの徒然草

革靴に魅せられた30代理系サラリーマンが、革靴を中心とした経年変化を記録する雑記です。

【ALDEN 1339 チャッカブーツ】2年の経年変化

オールデン 1339を購入してから2年が経過したため、その経年変化を見ていきたいと思います。


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程よく深い皺が刻まれて、最高のエイジングをしてくれています!!


横顔もとても綺麗です。
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購入当初の写真と下記と比べると、むしろ光沢が増しているように思えます!
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最近はタピールのレーダーオイルで汚れ落とし、リッチモイスチャーを塗布後、サフィールコードバン用の色付きクリームで手入れをしています。
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ブラシは以前ご紹介したショージブラシの馬毛ブラシです。
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ソールもまだまだ残っています。
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内部も擦り切れ等はなく、綺麗です。程よく色濃くなっているのがまた良い...!!
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【2年履いてみた履き心地】
同じバリーラストの990はジャストサイズの7Dで履いていますが、こちらは7.5Dで履いています。


理由としては、チャッカブーツである分、ジャストサイズ過ぎると足首部分の革に負担がかかり、その結果アイレット(靴紐を通す穴)に負担がかかってしまうことで、裂けるリスクがあるということを購入先のラコタハウスの方に教えて頂いたからです。主に秋から冬にかけて履きたいということもあり、厚手の靴下と合わせる事が多くなる事も鑑み、大きめをチョイスしたという背景もあります。


少し大きめで履くと、皺が深く刻まれやすいようで、ジャストサイズで履いている990より皺は少し深めです。
(右が990、左が1339)
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少し大きめながら足の形にフィットしてきている実感があり、足を通して紐を縛った瞬間に毎度心の中では「あ、これ俺の靴だわ」という軽い感動が湧き起こります!(なんやこの表現)


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順調に輝きと深みを増していっている1339、今後の成長がますます楽しみです!!


【過去のエイジングはこちら】

1年半
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1年
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9ヶ月頃まで
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購入当初
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【ガンゾ シェルコードバン: 1年半の経年変化】GANZO 二つ折り財布

GANZOのシェルコードバンの二つ折り財布を使用してから1年半が経過したため、エイジングを見ていきたいと思います。


購入時〜5ヶ月
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1年
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1年半
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多少の傷はついていますが、流石のシェルコードバンで、革の光沢は全く失われていません!


コードバンは水に弱いという弱点こそありますが、革自体は牛革と比べて硬いです。その点で、牛革よりも丈夫と言えるかもしれません。


特段丁寧に扱ってきたわけでもないのですが、我ながら、1年半使ったとは思えないレベルの綺麗さです。


ちなみにですが、お手入れにはオールインワンクリームとコードバンクリームを併用しています。
大体3ヶ月に1回程度の頻度でお手入れします。
詳細は下記の記事をご参照ください。
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内部のカード入れ部分に傷が多めとなっています。理由は良く分かりません…
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一方で、小銭入れ部分は傷も少なく、非常に綺麗な状態が保たれています。
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現金を使う場面で取り出した時は、エイジングの美しさに思わず自身で見惚れてしまいます。(気持ち悪いですね…)


1年半の使用感

コンパクト目の財布であることから、持ち運びやすく、機能面で不満を感じたことはありません。


ただ、最近財布の出番がかなり減っています。最近現金を使う場面がほぼなく、私は別途GANZOのカードケースも有していますが、そちらの方を取り出す機会の方が圧倒的に多いです。
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小銭が入る量は結構少なめなため、小銭を多く持ち運びたい方には不向きです。
私は基本的にカード決裁が多いため、不便を感じた事はありませんが…


また、カードを入れる箇所が6箇所あり、個人的に不便は感じませんが、私の場合は別のカードケースを併用しているからかもしれません。より多くカードを持ち運びたい、あるいは財布1つで全てを収納したい方には不向きかもしれません。


財布を長年使用するとお金が入ってこないという迷信もありますが、この財布では引き続き経年変化を楽しんでいきたいと思います。

【旧旧旧チャーチ】都市なしチャーチ メッセンジャー

以前、旧チャーチについて記載致しました。

kutsu402647i.hatenablog.com


この度、新しくビンテージチャーチを入手したため、ブログに記載したいと思います。
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メーカー: チャーチ
モデル: メッセンジャー
ラスト: 82
サイズ: 7G


チャーチについては、年代が古くなるほど、ソックシートに記載された都市の数が減っていきます。


そこで、ソックシートの都市の数を確認してみます。


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都市の記載がありません。即ち、都市無しチャーチ、所謂旧旧旧チャーチです。


都市なしについては年代として、 1960年代からそれ以前の物になってくるため、そもそも数が少なく、状態が良い品物の入手が難しいです。


60年程前に製造された品であることから、経年的な革の皺は所々あるものの、比較的状態が良い物に出会えたのはラッキーでした。


ソールもまだまだ健在です。
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メッセンジャーというモデルについては、現在は廃盤になったようですが、旧旧旧チャーチ〜旧チャーチまで、長く存在していたようです。


特徴としては 82ラストであり、ストレートチップの中でも無骨な部類に入るコンサルと比較しても、ぽってりとしていて、より無骨な印象です。(コンサル持っていないので、73ラストのディプロマットとの比較です)
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他の黒のオックスフォードシューズと並べてみます。(向かって左からジョンロブ hampstead、チャーチ メッセンジャークロケットアンドジョーンズ オードリー3 )
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無エレガントです。


ストレートチップながらもカジュアルとして履けるんじゃ無いかってくらいです。


やはりこの年代の靴で本当に素晴らしいなと思うのは、言わずもがな、革質です。


肉厚かつプルップルな革質は、見て触って思わずヨダレが出てしまいます。(真の変態ですね)
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今すぐにでも履いて出かけたい衝動に駆られますが、どうにも履くことに抵抗を覚えてしまいます。


デッドストックほど履くのに抵抗はありませんが、こちらも履くというより見る専門の靴になってしまいそうです…


革靴は履いてなんぼだと思うのですが、どうにも履くに履けない自分がいます…


旧チャーチ、旧旧旧チャーチを入手出来たため、旧旧チャーチも欲しいところですが、懐的にも収納的にもそうポンポンと買える物ではないため、かなり状態が良くジャストサイズでない限りは購入を控えたいと思います。


その前にそもそも現行品のチャーチを持っていない点もツッコミどころです。



他のビンテージ靴についての投稿はこちら

kutsu402647i.hatenablog.com


kutsu402647i.hatenablog.com


kutsu402647i.hatenablog.com

【フローシャイム】1950年代パンチドキャップトゥ

ビンテージシューズとしては、フローシャイムや旧チャーチなどについて、本ブログでも度々触れてきました。


kutsu402647i.hatenablog.com

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今回、新しくFlorsheimのビンテージシューズを入手したので、掲載したいと思います。


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フローシャイムの1950年代のパンチドキャップトゥです。


経年による革の変化は所々にあるものの、幸運にもデッドストックで入手することができました。


タピールレーダーオイルで保湿兼汚れ落とし後に、リッチドモイスチャーを全体に塗って軽く磨いただけでこのツヤです。


ビンテージ靴は、年代が古くなる程革質も良くなることが言われていますが、さすがは50年代というだけあり、うっとりしてしまうような素晴らしい革質です。


フローシャイムのグレードとしては、レギュラー、インペリアル、ロイヤルインペリアルがあります。


この辺りはソックシートやインソール内の小窓を見ればその旨記載があるため、判別可能です。


例えばインペリアルはこんな感じ。(私が有しているものはソックシートの記載が消えてしまって、かなり見えにくいですが…)
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今回の物は、ソックシートに「Reg」の記載があり、小窓にもインペリアルやロイヤルインペリアル等の記載が無いため、恐らくレギュラーラインでは無いかと思います。
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レギュラーラインでこれだけの革質ということが何ともびっくりです。70年程前の靴とは思えない艶感です。
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経年によって劣化はありますが、ソールもまだまだ綺麗です。

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パンチドキャップトゥにヒドゥンチャネルで仕上げられたレザーソウルがエレガントさを増長します。


以前ブログでも触れましたが、フローシャイムはインソールに記載されているアルファベットや全体の特徴から、年代判別が可能です。

kutsu402647i.hatenablog.com


アルファベット表記以外の数字の意味合いとして、インソール内の数字でメジャーなモデルを特定可能です。


例えば、フローシャイムの中でもビンテージ靴として特に人気がある、インペリアルラインの「kenmoir」(未だにケンムーアかケンムールかどちらが正しいのか分かりません…)は「93602」の製造番号を良く見かけます。vcleatさんのブログを見ると、92604も多いようです。


vcleat.com


そこで今回のインソールを見てみると……


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アルファベット二文字による製造年月がありません。


一方で、製造番号らしき表記がS1076となっています。


どうやら、この「S」という表記が入っているものが、50年代であるという証拠のようです。


なおかつ、vcleatさんのブログを拝見すると、インソールの数字が黒字での記載の場合も50年代である可能性が高いとのことです。(60年代以降は白か金での記載)


このような年代判別の楽しさもビンテージ靴の楽しさの一つです。


直ぐにでも履いて外に出かけてしまいたい気持ちですが、デッドストックのため履くのを躊躇ってしまう点が悩ましいです…


いずれにせよ、大切にケアしていきたいと思います。

【豚毛ブラシ】サパトロのブラシを購入してみた

靴磨きに使用するブラシについては、いくつかこのブログで記載してきました。
 

靴磨き用のブラシとしては、埃落とし用の馬毛ブラシ、磨き用の豚毛ブラシ、仕上げ用の山羊毛ブラシがあり、山羊毛<馬毛<豚毛の順で硬くなることは皆様ご存知の通りです。


今回は、豚毛ブラシに関するお話です。


豚毛ブラシは、革靴に色によって分けることが推奨されます。


私は黒と茶色は分けていますが、茶色内で、薄茶色と濃い茶色で同じ物を使用していたため、薄茶色の靴に使用する際に少し抵抗がありました。


そこで、新しく「zaptro(サパトロ)」というメーカーの豚毛ブラシを購入してみました。


zapatro.shop12.makeshop.jp


手植えブラシを豊富なカラーバリエーションからリーズナブルなお値段(5000円程度)で購入できます。


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非常にお洒落な箱に入って到着です。


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今回は黄色の物を購入しました。


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こちらの靴用に使用したかったことから、何となく近しい黄色をチョイスしました。


私が有している他のブラシと比較してみます。


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左から、コロンブスの豚毛ブラシ、サパトロの豚毛ブラシ、寺沢ブラシです。


同じ手植えブラシである寺沢ブラシと比較すると、毛の長さは同じくらいで、2.5cm程度です。
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豚毛の密集具合としては、同じく手植えである寺沢ブラシと比較すると、ブラシ自体の面積が大きい分、密度は低いという印象です。
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どこまでガシガシ感を求めるかによって、好みが分かれそうです。


手植えブラシであるため、長年愛用できそうです。


こちらのブラシも上手く育つよう、大切に使っていきたいと思います。


ご参考までにこちらもどうぞ

山羊毛ブラシ
kutsu402647i.hatenablog.com

豚毛ブラシ
kutsu402647i.hatenablog.com

馬毛ブラシ
kutsu402647i.hatenablog.com

【旧チャーチ】三都市 チャーチ ディプロマット

以前、アメリカビンテージ靴の代表例であるフローシャイム インペリアルについて記載致しました。


kutsu402647i.hatenablog.com


上記の中で、ビンテージ靴としてのチャーチについても少しだけ触れましたが、今回、所謂三都市表記の「旧チャーチ」を入手したため、ブログにまとめたいと思います。


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メーカー: チャーチ
モデル: ディプロマット
ラスト: 73
アッパー: アニリンカーフ
状態: 未使用に近い
サイズ: 6.5F


こちらは、インソールのロゴがロンドン、ニューヨーク、パリの三都市表記となっている所謂「旧チャーチ」なるものです。

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ロンドン、ニューヨークの二都市表記が旧旧チャーチ、都市記載無しが旧旧旧チャーチであり、都市が少なくなる程、作成年代が古くなります。


チャーチは1873年にイギリスで創業した紳士靴メーカーですが、経営難に陥り、2000年にプラダに買収され、現在もプラダの傘下にあります。


ja.m.wikipedia.org


プラダの傘下となった現代においても、チャーチら英国を代表する紳士靴であることは言うまでもありません。しかし、革靴好きの中では買収される前のチャーチを懐かしむ声が多くあることも事実です。


その理由は、木型と革質にあるようです。


【木型について】
今回購入したものは73ラストです。


チャーチでは、長きにわたり73ラストが代表モデルに使用されていたものの、買収後に73ラストは廃止され、現行の173ラストに切り替えられたようです。


一方で、73ラストには復活を待望する声も多く、たまに復刻モデルが発売されているようです。


73ラストの特徴としては、「捨て寸がないこと」が挙げられます。


例えば、25cm表記の靴は、実際には25cmより大きいです。これは爪先部分に「捨て寸」として1、2cmの余白を残すようにしていることです。


73ラストではこの捨て寸がありません。そのため、サイズも少し大きめを選んだ方が無難です。


私は英国靴の場合、クロケットアンドジョーンズ オードリー3(ラスト: 367)とジョンロブ(ラスト: 7000)は6E、エドワードグリーン(ラスト: 202)に至っては5.5Fです。


一方で、今回のディプロマットは6.5Fで、ジャストサイズのため、数字からするとかなり大きめです。

そのため、もし73ラストを購入する場合には、0.5〜1.0ほど大きめを購入することをオススメします。


ちなみにですが、シューキーパーはサルトレカミエのSR100の39がジャストでした。
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【革質について】
買収前後でかなり異なるようです。


私は現行品のチャーチを有していないため、比較が出来ず、何とも言えませんが、確かに今回購入したチャーチの革質は素晴らしいです。


上記に掲載した写真は購入直後のものですが、アニリンカーフクリームで磨いてみただけで、下記様にツヤッツヤになります。
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さのはたの平紐を通してみました。(少し長くなってしまっている点はご愛敬)
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両足共に少しだけシワが入ってしまっていますが、運良く未使用に近い状態の物を手に入れることができ、かなり革が綺麗な状態であるため、これからまだまだエイジングが楽しめそうです。(詳しい方曰く、革が段々と濃くなっていくとのこと)


ビンテージ物ですが、こちらもしっかり経年変化をレポートしていきたいと思います!

【クロケットアンドジョーンズ 経年変化 2年】オードリー3

クロケットアンドジョーンズ オードリー3を購入してから2年が経ちましたので、そのエイジングを見ていきたいと思います。

購入時
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半年
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1年
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1年半
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2年
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主にスーツを着る時に履いています。


元々スーツを着る機会が少ない上に、コロナ下で出勤が減った関係で、ここ半年は4、5回程度しか履けていません…


最近ではブートブラックのツーフェイスローション、東急ハンズコロンブスのコラボクリーム、モーブレイのトラディショナルワックスを下地にリンカーンワックスで磨いています。
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余談ですが、こちらのオードリー3を購入した際は、サフィールノワールのビーズワックス以外を試してみたいと思い、購入時にたまたま売っていたコロニルのワックスで鏡面磨きを行なっていました。
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一方で、このコロニルのワックスが全く光りませんでした…


私の技術の問題だと思い、悔し泣きを交えて毎回時間をかけて鏡面磨きを施していました。


今ではコロニルのワックスでもかなり光るようになってきたため、他のワックスを試そうと思い、東急ハンズの店員さんに伺ったところ、こちらのワックスはそもそもあまり光らないワックスだということでした……


ピカピカの鏡面磨きを目指したあの時間は何だったのだと思うと悲しいですが、難しいワックスを選んで技術を磨いたのだと自身に言い聞かせています。


よくよく見ると、1年半と2年で鏡面磨きの光具合に差があると思いますが、これは私の技術が半年間で進歩したというよりも、ワックスをコロニルからリンカーンワックスに変えたことが大きいです。リンカーンワックスは本当良く光る。。下地に使っているトラディショナルワックスも普通にワックスとして使っても良く光るのでオススメです。


2年間履いてみて感じた革質


傷やクラックはまだなく、まだまだ綺麗です。


全体的に深すぎない皺が程よく入っていて、良い具合のエイジングを迎えています。この調子ならこれから5年、10年とまだまだ履けそうです。
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ただ、トゥ部分にもシワが入ってしまったのは少し残念です…


ソールもまだまだ健在です。
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インソールも綺麗です。個人的には黒に印字されたロゴが、なんとも高級感があって好きです。
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2年間履いてみた履き心地

クロケットアンドジョーンズのストレートチップといえば、オードリーですが、オードリーは日本人にとって非常にカカトが緩いです。


比べてオードリー3ではヒールカップが小さめに出来ていることから、カカトが小さめの日本人からすると、オードリー3の方がフィットすると思います。


それでも私の場合、購入する際はカカトのフィット感がいまいち緩い感覚がありました。同じタイミングで試着したカルミーナのRAINの方がジャストのフィッティングでした。


一方で、カカトの緩さは今では全く気にならなくなりました。(johnlobbが浮き過ぎるので、そのインパクトが掻き消した感がありますが…)


また、カカトの緩さからか、ジャストサイズを購入しましたが、購入当初は歩くと何となく靴から足が浮き上がるような感覚があり、踏み込む度にギュッギュッとなる感触がありました。それがまた逆に心地よい感触ではあったのですが、2年の時を経てかなり足に馴染んだのか、今ではそのような感触が薄まってきた気がします。


余談ですが、オードリーにはオードリー2、オードリー4、オードリー5もあるようですが、違いは良くわかりません…


総じて、、、


購入して本当に良かったと今でも思います。


結婚式やスーツを着るタイミング、大切なプレゼンで気を引きしめるために履きますが、映画キングスマンの「ブローグではなくオックスフォード」という合言葉よろしく、ストレートチップの高級英国靴を履くことで、英国紳士を意識して(笑)、何となく背筋が伸びる思いです。


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こちらのオードリー3は自身の結婚式で履いた思い入れのある一足なので、一生大切に履いていきたいと思います。



参考までにこちらもどうぞ!

購入直後
kutsu402647i.hatenablog.com


1年のエイジング
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お手入れ
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